命を救う人がいれば、命を与える人もいる
精子を提供することで、クリオスのドナーは人々の子どもを持つという夢に命のかけらを与えることができます。ドナーは全員健康な若い男性で、精子提供は他人を助けることのできる有意義な行為だと考えています。この共通点を除くと、外見もキャリアパスも関心事も異なるさまざまな人々が精子ドナーになっています。
クリオスのドナーは全員、広範囲にわたるスクリーニング検査を経て採用されています。精子ドナーの条件を身体的にも精神的にも満たしていることを確認しています。ドナーとして採用された男性は、費やした時間と労力に対する少額の補償を受け取ります。
「子どもができなくて困っている人々が大勢いるのでドナーになりました。自分が健康で、そうした方々を助けられることを光栄に思います。精子提供を行うことは私にとって大切なことであり、助けを必要とする人にとっても極めて大切なことだと理解しています」
クリオスの精子ドナー
精子提供を行う理由
私たちのドナーは、精子ドナーになることを様々な理由により自ら選択しました。親しい友人や家族が子どもを持つために助けを必要としていたことをきっかけにドナーになった方もいれば、ご自身がお子さんを持ち、他の人が同じ喜びを経験するのを助けたいという思いからドナーになった方もいます。どんな理由であっても、精子を提供するということは利他的な行為であり、子どもを持つという夢に命のかけらを与え、大勢の人々を支えることにつながります。
以下では、2名のドナーに精子提供を行った動機や考えを話してもらいました。ドナーの詳細プロフィールでは、ドナーになった動機を綴った手書きのメッセージをご覧いただけます。
「自分の行動によって誰かの役に立ちたいと思い、精子ドナーになりました(中略)。私は献血もしていますし、臓器提供も行いました。人間は可能な限り、他人を助けるべきだと思っています」
クリオスの精子ドナー
「私自身が父親であり、誰かの助けなしでは子どもを持てない人たちを助けたいと思ったから、精子ドナーになりました」
クリオスの精子ドナー
ドナーはどんな人か?
クリオスの精子ドナーには様々なタイプの人がいます。仕事熱心なITコンサルタントもいれば家庭重視の男性もいますし、大学生や、人生でやりたいことを見つけるために休暇をとっている人もいます。スポーツに打ち込んでいる人もいれば、楽器を演奏する人もいます。料理や旅行、株式の取引が好きな人もいます。すべての人に共通しているのは、他人が子どもを持つ夢を叶える手助けをしたいと願っていることです。
クリオスの精子ドナーの状況(デンマーク)
- 年齢は18歳から45歳まで
- 健康な身体と強靭な精神を持ち合わせている
- 過半数が恋人・配偶者を持つ
- 約半数が大卒以上、または大学(院)在籍中
- 半数はフルタイムの就業者または自営業者
- 半数が献血経験者(デンマークでは献血に対する報酬はありません)
ドナーの出身国はどこですか?
精子提供は、デンマーク国内にある4か所のラボにて行われています。そのため、ドナーの大半はデンマーク人で、デンマークの人口構成の特徴を反映しています。加えて、学業や仕事の都合でデンマークに滞在している留学生や社会人も精子提供を行っています。これにより、クリオスのドナーは、多様な民族と人種、そして多様な身体的特徴と人柄を持つ人々で構成されています。ドナー検索では、ご要望に応じてフィルターで条件を絞り込むことができ、たとえばアジア人のドナーのみ候補として表示することができます。
精子ドナーの選考方法
クリオスの精子ドナーになるためには、候補者は多岐にわたるスクリーニング検査のプロセスを経ることになります。最終的には、全候補者のわずか5~10%がドナーとして採用されます。ここでは、応募から精子ドナーとして採用されるまでのプロセスを簡単にご説明します。
- ドナー候補者が申込書を作成し、クリオスへ送付
- 精子の品質を検査
- ドナー候補者が問診票および家族の病歴に関する問診票に回答
- 医療従事者がドナー候補者との面談にて問診票の内容を確認し、心理的評価を実施
- 医学的検査および感染症・遺伝性疾患のスクリーニング検査を実施
- 最終的に、ドナー候補者の5~10%のみをクリオスの精子ドナーとして採用
ドナーについてもっと知りたいですか?
オンラインのドナー検索では、お客様の治療国でご利用いただけるすべてのドナーの情報をご覧いただけます。ドナーの専攻や興味、ドナーになった動機について知りたい方は、ドナー自身に提供された情報を含む詳細プロフィールにてご覧いただけます。