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妊娠中の身体の変化に関するガイド

By クリオス | 5/20/2019
妊娠中の身体の変化に関するガイド

妊娠中は、ヒト絨毛性性腺刺激(HCG)ホルモンの濃度が上昇するため、さまざまな身体の変化が起こります。ここでは、妊娠期間を初期、中期、後期の3期に分けて、それぞれの期間の身体の変化をご紹介します。

妊娠初期(1~12週)

妊娠は通常、妊娠初期に判明します。妊娠初期にすでにHCGホルモンのレベルは上昇し、卵胞が赤ちゃんへと成長し始めるため、体にさまざまな変化が現れます。 

妊娠の最初の徴候

妊娠の第一の徴候は生理の遅れです。他に、吐き気、嘔吐、全身の不快感なども妊娠初期によくみられます。また、乳房が張って痛みを感じる場合も、妊娠のサインかもしれません。これらの徴候がいくつか認められたら、妊娠検査薬を使って確認してみましょう。

妊娠がわかったら

妊娠検査薬で陽性反応が出ても、妊娠が確定したわけではありません。必ず産婦人科を受診してください。病院で妊娠が確定したら、妊娠期間の過ごし方について、医師のアドバイスを求めましょう。特に、日常的に服用している薬がある場合は、赤ちゃんに影響がないか、薬を使い続けてもいいかを必ず医師に相談しましょう。また、妊娠中は摂取を避けるべき食品や制限が必要な食品、妊娠中に摂取が推奨される栄養補助食品についても医師に確認するとよいでしょう。
 
参考:つわりで 吐き気を催すときは、無理をして食べる必要はありませんが、食欲がなくても何かを口に入れることで気分が良くなることがあります。

身体の変化

HCGホルモン濃度が上昇すると、体にさまざまな変化が起こり、不調を感じるようになります。妊娠初期の不快な症状は個人差が大きく、寝込んでしまうほどひどい人もいれば、全く感じない人もいます。妊娠時の体調の変化は人によって千差万別なのです。
最も一般的な身体の変化には以下のようなものがあります。

  • 吐き気と嘔吐
  • 嗜好の変化や何かが無性に食べたくなる – 多くの女性が妊娠初期にこうした変化
  • 感じます
  • 嗅覚が鋭くなる
  • 乳房の痛みや張り
  • 頭痛
  • 気分の浮き沈み
  • 疲れやすい – お腹の赤ちゃんを育むため身体に負担がかかります
  • 体重の増加
「妊娠中の身体の変化に関するガイド」をオンラインで閲覧する妊娠中の女性

妊娠中期(13〜27週)

妊娠初期はつわりなどで辛い時期を過ごす方もいらっしゃるかと思いますが、妊娠中期になると、多くの場合、不快感が減り、妊娠初期に比べると楽に過ごせるようになります。 

身体の変化

妊娠生活も中期に入ると、徐々にお腹のふくらみが目立ちはじめます。赤ちゃんが成長し、体も重くなるため、腰痛、腹痛、足の付け根の痛みなどの身体のあちこちに痛みを感じる人もいるでしょう。
その他に以下のような身体の変化がみられることがあります。

  • 乳首の変化 – 乳房が授乳の準備を始めます
  • 子宮を支えている靭帯(円靭帯)の痛み – 体の動きにより円靭帯が引き延ばされ
  • 感じる痛みです
  • 腹部、乳房、太ももの妊娠線
  • 主に顔に現れる黒っぽい斑点
  • 足首、指、顔のむくみ
  • 頻尿
  • おへその出っ張り 

胎動を感じ始める

妊娠中期になると、赤ちゃんの動き(胎動)を感じるようになります。最初は赤ちゃんの動きが、お腹の中の泡のように感じられると言われます。その後、赤ちゃんが大きくなるにつれて、赤ちゃんに蹴られているような感覚に変わっていくでしょう。妊娠中期に入って、最初の数週間は何も感じないかもしれませんが、心配はいりません。赤ちゃんの動きを毎日感じられるようになるのは、24週以降だと言われています。

妊娠中の身体を見つめる女性

妊娠後期(28〜40週)

最後のカウントダウンです。妊娠後期に入ると、赤ちゃんは急速に成長し、日に日に大きくなっていきます。赤ちゃんとお腹が大きくなるにつれて、身体的に辛いことが増えてくるかもしれません。

身体の変化

妊娠中期にみられた不調は妊娠後期になっても続くでしょう。お腹が大きくなるにつれ、呼吸が苦しくなったり、トイレに行きたくなる回数が増えることがあります。これは、大きくなった子宮が内臓を圧迫するために起きる症状で、全く正常なことです。
新たに身体にみられる変化としては、以下のようなものがあります。

  • 息切れ
  • 乳房からの母乳の漏れ
  • 更なる頻尿
  • 睡眠障害
  • ブラクストンヒックス収縮(前駆陣痛とも呼ばれ、陣痛に備える動きです) 

赤ちゃんの成長

赤ちゃんは日に日に大きくなっていき、1日のうちに何度か赤ちゃんの強い蹴りを感じるようになるはずです。もし、日中にほとんど動きがない場合は、すぐに医師に連絡してください。
出産予定日が近づいてくると、赤ちゃんはお腹の下の方に移動し、頭を下にした姿勢になって、出産の準備に入ります。ほとんどの赤ちゃんは頭が下向きの姿勢になりますが、なかには逆子(頭が上の状態)になってしまうこともあります。赤ちゃんの位置は助産師や医師に確認してもらいましょう。
さあ、赤ちゃんとのご対面まであともう少しです!

妊娠中は、以下のことに気をつけましょう。

定期的な運動

妊娠中の運動は母体にとっても赤ちゃんにとっても良いことです。妊娠中は運動を欠かさないようにしたいものです。普段運動していない方は、今からでも始めてみましょう。ウォーキング、水泳、ウェイトリフティング、自転車など、何でも構いません。無理をする必要はありません。自分の体の声に耳を傾けて、適度な運動を心がけましょう。

健康的な食生活

妊娠中は、ご自身の体調を整え、赤ちゃんに成長に必要な栄養素を届けるために、健康的な食生活を心がけてください。バランスよく食べ、日中は水をたくさん飲みましょう。いつもよりお腹が空くかもしれませんが、食べ過ぎには注意してください。赤ちゃんの分まで余分に食べる必要はありません。妊娠中の食事について、不明な点があれば、医師に相談しましょう。
 
この記事は、クリオス社内の助産師による監修を経て公開しています。

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