個人のお客様ブログ選択的シングルマザーのTanjaが夢を実現するまでの軌跡
選択的シングルマザー, ドナーチャイルドの親

選択的シングルマザーのTanjaが夢を実現するまでの軌跡

精子ドナーの助けにより2人の娘を産んだ選択的シングルマザーのTanya

デンマーク出身のTanjaは、36歳のときに自分の意思でシングルマザーになることを選択しました。現在、Tanjaには5歳になる双子の女の子がおり、その後、パートナーとなる素敵な男性とも出会いました。今回の記事では、Tanjaが母親になる夢を叶えた経緯、そして彼女からのアドバイスをご紹介します。 

ひとりで子どもを産もうかと考え始めて数年、ずっと決断を先延ばしにしていました。今すぐでなくてもいいという理由はいくらでも思いつきました。

  • ある日突然、スーパーマーケットで王子様と出会うかもしれない
  • ずっと行きたかったイベントがある
  • 管理職に就いた
  • 高齢出産した女性はたくさんいる
  • 自分が母親になりたいのかどうか、よくわからなくなってきた

本当の理由は、何よりも怖かったのです。「母親」という何が待ち受けているのかまったく分からない未知の世界に足を踏み入れることが。分かっていたのは、母親になれば私の人生が大きく変わるということだけ。考えて、考えて、考えあぐねているうちに2年が過ぎていましたが、考えたからといって自分にとってそれが正解なのかは分からないまま。それでも、心の中ではずっと「早く何とかしなければ」という焦りもありました。その一方で、子どもを一緒に持てるような男性を見つけたいという夢を捨てられずにいました」

シングルマザーへの第一歩

しかし、私はもう決して若くはありませんでしたから、友人が40歳のときに顕微受精で母親になったことをきっかけに、自分を信じ、シングルマザーになるための小さな一歩を踏み出しました。36歳の時に受けた初めての不妊検査で私の妊孕性はかなり低いことがわかりました。残っている卵子の数も少なく、質もあまり良くなかったのです。精子ドナーの助けを借りて、子どもを授かるという夢を実現するなら今しかないと決心しました。 

森の中で遊ぶシングルマザーのTanyaの2人の娘

双子の女の子のシングルマザーに

母親になるということは、私の人生において最大かつ最良の決断でしたが、同時に、肉体的にも、人間としても、そして母親としても大変な仕事でした。パートナーがほしいという気持ちは、そのまま立ち消えてしまいました。最初の数年は寝る間もないほど忙しい毎日でしたが、そのうち日々のルーティーンをこなす家での生活にもすっかり慣れました。とはいえ、散らかったものや埃には目をつぶって、娘たちと昼寝できるのが私の強みですけど。なにより重要なことは、私が良い母親になれたということでした。

サポートネットワークに頼る

ときには自分の時間を持つことも大切です。子どもを育てるには「村」が必要ですので、周囲の人に村人としてサポートしてもらうネットワークを作り、時折、娘たちを預かってもらっています。最初の頃は、1回に1、2時間程度でしたが、今では定期的に週末に母親業のお休みを取っています。この自由な時間は私にとって本当に大切な充電タイムなのです。

人生の伴侶を見つける

娘たちが2歳になってから、新しい出会いを探すようになりました。もちろん以前のようなデートはできません。たいていは、娘たちが寝静まった頃に、自宅のリビングでコーヒーを飲みながらおしゃべりしました。その中で、後に真剣にお付き合いすることになる男性と出会いました。最初は子どもや家族を巻き込まずに、ゆっくり時間をかけてお互いのことを知る時間を持ちました。それはいろいろな意味で自由な時間で、大人同士のコミュニケーションを求める私の気持ちを満たしてくれました。私たちは3年前から交際を始め、今ではお互いの家族とも付き合いがあります。私が夕方にミーティングがあるときに彼に娘たちの面倒を見てもらうなど、日頃から互いに助け合っています。

人生のパートナーを見つけたシングルマザーのTanya。双子の娘をハグするパートナー

ただ、私たちは一緒には住んではいません。お互いの子どもの年齢が離れてすぎているので、その方がうまくいくのです。一緒にいる時間を大切にできるとともに、お互いの家族を優先することもできますから。

小さな行動を起こし、安全地帯から抜け出す

多くの女性たちが決断を先延ばしにしています。彼女たちに話を聞くと、「いつかパートナーが見つかるのでは」という期待、そして「シングルマザーとしてやっていけるのか」という不安から、なかなか決断できずにいるのです。私たちは、人生の95%を安全で居心地のいい場所に留まって過ごすと言われています。ですが、時には自分自身の幸せを賭けてそこから出ることも必要なのです。統計的に、女性は35歳になると、妊孕性が急激に低下することがわかっています。

私自身もそうでしたが、私が相談を受ける女性の多くは選択的シングルマザーになることをなかなか決断できずにいます。行動を起こさずとも解決できるのではないかと考えているのです。私がお勧めするのは、小さな行動をたくさん起こすこと。そうすれば、母親になるまでの道のりが、現実味のない遠い先のことではなくなります。

ドナーの助けにより生まれたTanyaの娘

シングルマザーになるという夢に向けて行動するためのTanjaからの3つのアドバイス

  1. FacebookやInstagramでシングルマザー向けのコミュニティを見つけてフォ 
    ローするか、すでに選択的シングルマザーになっている女性を見つけて、具体的な暮らしぶりを教えてもらう
  2. シングルマザーの知り合いがいるなら、その人と一緒に時間を過ごし、どのよ 
    うな日常を送っているのか体験させてもらう
  3. 日記をつけて、なぜ母親になりたいのか、その理由を書き記すことから始める