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妊娠のためにドナー精子を用いる– VerenaとEnricoが家族を作る夢を叶えた方法

イタリアから不妊治療のためにスイスに渡った夫婦

VerenaとEnricoは精子の回収に失敗した後、唯一残されたチャンスはドナー精子を使うことでした。妊娠するのにドナー精子を利用することが、どうやって彼らが家族を作る夢を叶えたのかについてお読みください。 

なぜ、妊娠するのにドナー精子を使う必要があったのか

「1年ほど妊活をしたあと、私たちはEnricoの運動精子の数と質についての検査をしました。結果は、精子ゼロ(無精子症)でした。たくさんの血液検査と超音波検査をして、医師は唯一残された選択肢は組織から精子を取り出すこと(TESE)だけだと告げましたが、手術では精子は全く取れませんでした。精子が見つからなかったことで、妊娠のために私たちの男性配偶子を利用することは不可能であるとはっきりしました。それからは悲しみの5つのステージを乗り越えるための期間が続きました。なぜ精子の数が少ないのかに対して何の理由も見つからなかったため、特に最初の数カ月は一層困難でした。精子の数が少なくて悩まれている場合には、リンクをたどり、少ない精子の数でも妊娠するためのコツを含む、ブログ記事を読まれることをお勧めします。

遺伝子がつながらないことの喪失感を乗り越え、妊娠して家族を拡大するのに精子ドナーを使いたいと決意するまで、しばらく時間がかかりました。私たちにとって精子ドナーを使うことは不妊治療とは思えず、むしろ家族を築くための代わりの方法のようなものでした。 

私たちの決意の過程は二つのエリアに分けられました:

  • 私たちはまず、私たちの男性配偶子が妊娠のためには利用できないという事実を乗り越えたことを確認する必要がありました。ドナー精子による不妊治療へ進む前に遺伝子が失われることを自分たちが受け入れることができたと確認したかったのです。
  • 次に、子どもを中心としたアプローチを見つけることが大切でした。(生まれてくる)ドナーの助けで授かった子どもを最初からできる限りサポートするため、ドナーの助けで妊娠した人々の体験談をたくさん読みました.

この決心は妊娠をもって終わるものではなかったと、私たちは突然わかりました。例えば、私たちは身元確認ができるドナー(身元開示精子ドナー)を選び、子どもたちが18歳になってからドナーに関する情報を受け取れるようにしようと考えました。さらに私たちにとって精子ドナーを使って妊娠する際に最も重要だった側面は、出生時からの正直であることでした。」

ID公開精子ドナーを選ぶには他国への渡航が必要

治療を受けるために外国へ旅行する

「もしも妊娠するのに精子ドナーをお使いになるなら、治療を提供している様々な国の法制度に注意が必要です。私たちの国では身元開示精子ドナーは許されていませんでした。そのため、法律上、ドナーの身元確認が可能だというスイスに行くことにしました。18歳になると、ドナーの助けで妊娠した子どもたちは(希望するのであれば)ドナーに関する身元確認情報の開示を求めることができ、連絡を取ることができます。もしもドナーが連絡を拒んだ場合にも、子どもたちはドナーの名前、年齢、出生地といった、何らかの基本的な情報を入手することができます。

ほぼ最初から、このことが子どもたちが自分が生を受けた方法を受け入れるのに役立つだろうと考えていました。私たちが感じていた恐れの最も大きなものの一つが、子どもたちが精子ドナーから拒絶されることでした。全体としては、私たちはドナーの提供に感謝していて、私たちが家族を作るのを助けてくれたことを感謝したい気持ちでいます。もし子どもたちが将来ドナーにコンタクトを取りたいと望めば、ドナーはそれにオープンであり、子どもたちを拒絶しないことを願っています。 

私たちはスイスでの治療を受けるために外国に出かけたので、ドナーの選択は不妊治療クリニックが行いました。精子ドナーを選ぶ過程で、カップルは双方の基本的な身体的な特徴をいくらか記述することを求められました。この情報に基づいて、医師がドナーを選びます。私たちにはドナーをリストから選ぶことも、ドナーについての何らかの情報を知ることもできませんでした。」 

ドナーの助けで妊娠した子どもであるという会話 

「誕生してまもなく、子どもたちにはドナーの助けで授かったのだと伝え始めました。この目的で、私たちが初めて出会ってから、休暇の時、結婚式、妊活期間中、治療を受けている最中(TESE)、ドナー精子での治療、妊娠と子どもたちの誕生を写真で記した家族の物語のフォト・ブックを作りました。

また、私たちの不妊治療の初めからの道のりについての日記も書き、親になるまでの道のりの一つ一つのステップにおける感情や気持ちもシェアしました。子どもたちが大きくなったら、この日記を渡すつもりです。 

ヴェレーナとエンリコがドナー妊娠した子供のために作った本の1ページ

ヴェレーナとエンリコがドナー妊娠した子供のために作った本の1ページ

VerenaとEnricoがドナーの助けで授かったお子さんのために作った本の1ページ 
今は、家族や友人(主として親しい友人)、医師に対しては、自分の子どもたちがドナーの助けで授かったということをオープンにしています。偏見の目を恐れて、例えば子どもたちの先生には知らせていません。将来的にはもっとオープンになるかもしれませんが、これについては子どもたち自身が自分がドナーの助けで授かったのだという事実をどの程度オープンであるように決意するかによるところが大きいです。」

妊娠するために精子ドナーを使うことを検討している、他のカップルへのアドバイス

「妊娠するためにドナー精子を使うと決断する前に、私たちはできる限りドナーの助けで授かった子どもたちを育てることについて、親とそして将来の子どもの視点から知ろうとしました。しかし、心理的サポートがドナーの助けによる妊娠が家族全員にとって意味するところをもっと深く見つめるのに役立ったかもしれません。自分では考えていなかった疑問を検討し対処するのに、きっと役に立ったはずです。

例えば、決断する前に私たちが十分に検討しなかった問題に、ドナーの助けで授かった人がもつ異母兄弟の数と、私たちの将来の子どもたちにそのことがもたらす心理的な影響があります。そのため、私たちのアドバイスは、この分野で経験なるカウンセラーやサイコロジストに問い合わせることです。ここイタリアでは、ドナーの助けによる妊娠は2014年に法律で認められたばかりだったため、私たちが子の道のりを歩むことを決めた6年前には、訓練を受けたサイコロジストから心理的なサポートを得るのはほぼないか、あってもほんのわずかという状況だったのです。 」

不妊の問題(運動精子の数が不十分)にもかかわらず、夢を叶えた家族の話についてもっとお読みになりたいようでしたら、Johanが描く、ドナーの助けによって授かった子どもの父親としての人生についてのブログ記事をお勧めします。 

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